24/7

24時間、週に7日。妻であり、母であるわたしの雑感。

テキトーな仕事をする人が許せない。

役所の人にものすごく腹の立つことがあった。

とある申請のために、複数の書類を提出する必要があった。複数の必要書類のうちの1つに今年の6月以降に発行された住民票も含まれていることがわかっていたので、7月の暑いさなか、ぐずる子どもをあやしながらベビーカーを押して、えっちらおっちらと役所まで行ってきた。


その日のわたしの日記↓↓

実家にいる間にかかった小児科の診療費とお薬代の請求しよう、ついでに●●のための住民票も取りに行かなきゃ、っていうことでこの炎天下、区役所に来た。


暑い上に、妊娠中期、まだまだ体調も芳しくない日もあったのだが、他にも役所には急ぎの用事もあったので、グロッキーな中行ったことを覚えている。


それなのに。9月下旬、提出先から「必要書類の不足」として6月以降発行の住民票を送ってくれ、と封書が届いた。おかしい。電話で問い合わせることにした。
電話に出たのは男性担当者でこんなやり取りをした。

「7月●日発行の住民票を、その他書類と一緒に送りましたが」

「ありませんね、6月以降発行の住民票が抜けているので封書でご連絡しています」

「その他書類はありますか?」

「7月×日付で受理されています」

「そちらの書類と同封したのですが」

「わかりました、一旦確認してこちらからご連絡いたします」


そこでわたしは携帯の番号を伝え、その男性担当者からの折り返しの連絡を待つことにした。


ところが。待てど暮らせど折り返しの電話がかかってこない。電話をしたのは10:30。お昼を回っても、15:00を過ぎても来ない。しびれを切らして16:30にこちらから電話をした。
午前中の担当者が出て「メモに控えた番号が間違えていたようで違う人が出て、連絡出来ず困っていました」
…この時点で、不信感ゲージがググっとアップ。


確認してどうだったかと尋ねると、最初こそ普通のトーンだったのだが、話を進めるにつれ次第に高圧的な態度に変わっていった。

「仰っていた住民票ですが、やはりありませんでした」

「でもわたしは確実に同封しましたし、夫もそれを確認しています。そちらの手違いということはありませんか?」

「そういったことは一切ありません。無いものは無いのです。」

「7月に開封されたのはどなたですか?開封の際には、入っているものはどのようにチェックしていますか?」

「誰が開封したかを聞いてどうするんですか?開封の際のチェックは目視ですがありませんでした」

「チェックリストなどは無いということですね。7月に開封されたのに今頃になって無いと連絡が来るのはなぜですか?」

「チェックは目視のみです。連絡が遅くなったことについては、繁忙期もあったので遅れてしまい、申し訳なかったと思っています。」

以下、略。(延々と繰り返し)


もう、電話してる間中、イライラして仕方がなかった。わたしが7月に住民票を取得したのは確認すればわかること、同封したのも夫も見てるので間違いない、それなのにどうして確認もせずに「無いものはない、ウチに落ち度はない」と言い切れるのか。住民票という個人情報の最たるものを紛失したかもしれないのに。ますます不信感が募る。


あった、なかったの水かけ論になり始めたと相手も気づいたのか、ようやく「再度確認して改めてご連絡します」と切り出した。

「先ほどお伝えした連絡先を間違えて控えられていたようですが、改めてお伝えしなくて大丈夫ですか?」

「あ、そうですね。お伺いしていいですか?」

「ちなみに先程は何番で控えられてるんですか?」

「えっと…あの。えー…控えたメモが見当たりませんで」


ハァ?である。
携帯番号だとしても、立派に個人情報なんだけど。この人は一体どんなずさんな管理をしているのか。


「数時間前のメモすら紛失されているのに、本当に住民票は同封されていなかったんですかね…貴方のお話が信用出来ないんですが」


男性担当者は、確認して折り返しますとだけ言い電話を切った。17:15には退庁時間になるのだろうし、今日はもうかかって来ないんだろうな。本当に腹立たしい。イライラして、近頃控えていたチョコレートを一気に数個頬張った。コーヒーもがぶ飲みだ。妊娠後期の妊婦なのにストレスかけてくれやがって。


しかし、18:00過ぎのこと、急転直下で事態に変化があった。今日はもう無いだろうと思っていた、役所から電話がかかってきたのだ。


電話をかけてきたのは、先程とは別の女性担当者。こちらは出だしからもう平身低頭、平謝りだった。

「この度は…(中略)こちらの手違いで、7月に発行された住民票もありました」


あったのだという。そりゃそうだ。だってわたし入れたもの。無いと言う方がおかしいのだ。

「どういう状況だったのですか?」

女性担当者の説明によると経緯はこうだ。

その方が郵送提出された書類の管理を任されている。7月×日に受理された住民票は、ファイリングされる際、誤って同姓の別家庭の書類と共に綴じられたと。
先程の男性担当者は、まさかそんな間違いがあると思わずに、同姓で別家庭のファイルまでは探さずに「無い」と言い切ったと。

…正直なところ、フーン。だけどね。
本当に別家庭のファイルに混入していたのかまでは確かめようがないし、その女性担当者はきちんとミスを認め謝罪してくれた、しかもおそらく業務時間外だろうに当日中にきちんと連絡をくれたのだから、これ以上何も言うことはない。
「お手を煩わせました。ありがとうございました」だ。


わたしが言いたいのは、やはり最初に対応したあの男性担当者について。
大した確認もせず、自分達のミスの可能性を全否定。

折り返しの連絡を約束しておきながら、連絡先を間違う?控えたメモを無くした、もしくは連絡を忘れていて咄嗟についた嘘だったのではないだろうか?

そして、二次対応。
本来なら男性担当者が連絡してきて経緯の説明と謝罪をするのが筋じゃないのかなぁ?もしくは、担当が違ったのであれば、担当者の説名と謝罪の後に、一次対応をした男性担当者も謝罪をする、とか。それを、全部女性担当者に任せてしまっている。

なんていうか、全てにおいて雑な仕事の仕方。誠意が感じられない。こういういい加減な仕事をする人が大嫌い。


この先、自分自身がまた仕事に復帰した際には、こんないい加減なことをしないよう、反面教師にしようと心に決めたのだった。あー腹立った!